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| 国、県から新たな農業政策の説明を受ける。 |
飯南町の住民グループ「グランディア赤名峠」は、作物を荒らす厄介者のイノシシを、発想の転換で特産品開発に結び付け、地域活性化に貢献している。地域住民を巻き込んで通年で商品の加工・販売を手掛ける。イベント販売ではユニークな商品への注目度が高く、町のPRにも一役買っている。
グループは2003年に結成。イノシシによる農作物の被害が深刻化する中、「田舎ならではの地域資源を活かした特産品が作りたい」との思いから、地域の女性らが集まった。06年には行政の支援を受け、待望の解体処理施設が完成。現在は10人で県の衛生管理ガイドラインに基づき、安全・安心な食肉加工に取り組んでいる。
商品はカレーやみそ漬け、コロッケなど幅広い。中でも昨秋から販売を始めた中華まん「飯南いのまん★いのっち」はすでに1万個以上を売り上げた。ジューシーな味わいと外観のかわいらしさが特徴で、試食した溝口善兵衛県知事も太鼓判を押した。冬場はだし汁にまでこだわった「ぼたん鍋セット」も人気だ。
県内外でのイベントでは、低脂肪・低カロリーなイノシシのおいしさが徐々に浸透してきた。奥野佳代子代表(61)は「女性の目線を活かした商品開発で、イノシシのイメージを変えたい。飯南の名を全国に広めることができればうれしい」と笑顔で話す。
商品は同町や雲南市の道の駅を中心に販売する。問い合わせは奥野代表、(電)0854(76)2988。  |